16日(日) 7:30愛山渓温泉にS氏の車を置き、下山時の着替えも入れる。
黒岳ロープウエーに向かう。
黒岳ロープウエーは連休とあって登山者や観光客が多く混雑しています。ここでK夫妻と合流です。
総勢8名のツアーです。下界は晴れていましたが、ロープウエーに乗ると周りの山々は雲に隠れて視界が余り良くありません。
リフトを乗りついで9:40 黒岳7合目出発です。
チシマノキンバイソウ、タカネイバラ、マルマシモツケ、ヨツバシオガマ、等の花に出迎えれ皆さんの嬉しい声が聞こえます。
時折雲が切れて、急斜面に一面に黄色に咲くウコンウツギに声も軽やかです。 11:40黒岳山頂着。雲間からの展望は良いです。
多くの登山者で賑わっています。私とS氏は、石室に急ぐ。ここも賑わっています。この人達も泊まるのかな?。12:20泊を確保して、
昼食です。
昼食を終えると・・・。桂月岳へ。明日向かう北鎭岳は山頂部分は雲に隠れてスッキリしませんが、白鳥の雪渓は見えます。
16:00 早めの夕食をし、皆さんは寝袋に入ってもう休んでいます。17時位、雷と共に激しい雨音でウトウトしていた体が目覚める。
早めの食事で、難を逃れる。前線の通過で、明日は絶対に晴だ!・・・・。
17日(月) 3:30起床。他の人達も待ちかねたように起き出す。軽めの朝食後、5:00愛山渓温泉を目指して出発です。
お鉢平迄のお花畑は今が満開です。
コマクサ、チングルマ、エゾノツガザクラ、メアカンキンバイ、アオノツガザクラ、イワウメ、イワヒゲ、イワブクロ、ミネズオウ、ミヤマキンバイ、エゾキスミレ、等の花が
咲いています。お鉢を左手に見て、北鎭分岐手前の急な雪渓を登ると北鎭岳を目の前にする分岐です。
北鎭岳山頂(6:50)からの展望は良くありませんが、ガスの切れ間からこれから行く登山道を歩く人の姿が見えます。
鋸岳を上に見ながら進むと、雲の上に比布岳・愛別岳が見えてきます。これより先はがすで、愛別岳は見ることが出来ませんでした。
比布岳山頂。既に8名の登山者がいます。若者はあの鋭い愛別岳に行くと、後の6名は当麻乗越へとの事。
これから向かう安足間岳方向が時々ガスの切れ間から左側が凄い斜め斜面の尾根道、右側が切り立った崖の様です。。
・・・・・、、「皆さん一瞬、尻込み。・・・・・・無言、息を飲んだみたいだな・・・・?。」
まあ・・・・、何となく過ぎてしまう・・・・。安足間着(8:57)この分岐は、低いと言って、当麻方向の高台へ、チョット散歩。
比布岳から安足間岳への登山道・・・拡大できます。 |
比布岳から安足間岳への登山道 |
比布岳から安足間岳への登山道。 |
安足間岳分岐 |
永山岳への登山道は判りづらい。黄色のペンキも無く、人の踏み後を確認しながらの歩きです。
永山岳山頂着(9:15)ここで30分の昼食タイムです。 愛山渓温泉から来た熟年組ツアー12名。道の状態を聞くと、普通ですと。
石室の管理人は、道の状態が余り良くなく荒れていると言っていたが・・・・・!。
永山岳から沼の平・愛山渓温泉分岐までは大変でした。初めは大きめの岩の連続で、終わの方はドロドロ・沼の連続。やっと
の思いで分岐にたどり着く。この分岐が滝コースの道とは、暫く進んでから気づく。ミズバショウ・エゾノリュウキンカがまだ咲いて
います。滝の側の細い道・そしてロープ、慎重に進む。まだこの頃は皆さんに余裕がありましたね。Iさんは、河原に降りてエソノリュウキンカを
カメラに納める余裕もあったね。
12:20 小粒の雨が来たなと思ったら、突然に雷とバケツをひっくり返した様な土砂降りの雨。急いで雨具を着るが、ずぶ濡れ状態です。
皆さんそれからの歩きは早かった・・・・・。大粒の雨で川状態の登山道を黙々と進むみ。(13:45)愛山渓温泉着です。
女性5名は温泉へ。男性3名は車のある黒岳ロープウエーの駐車場まで。(16:30)8名全員が愛山渓温泉に入って縦走を終了する。